NetNucleus™ LPWA / IoT省電力無線メッシュネットワークを 活用したIoTクラウドサービス
- 提供元
- 東芝情報システム株式会社
IoTを実現するとき、通信ネットワークは不可欠です。しかし、通信ネットワークの構成が困難なケースもあります。たとえば、IoTによる監視・制御対象が、広範囲かつ通信や電源などのライフライン、人によるアクセスが困難な場所にあるケースです。
- 対象が広域にわたる街路灯や河川、下水道
- ネットワーク工事が困難な既存のビルや倉庫
- 人里離れた山間部や農地
最適なIoT環境をワンストップで
NetNucleus™ LPWA / IoTは、通信ネットワークの構築やメンテナンスにかかる通信コストを最小限に押さえつつ、お客様に最適なIoT環境をワンストップでご提供するサービスです。そこでは、広範囲かつ確実なデータ伝送を可能にする通信ネットワークを提供します。加えて、その通信ネットワークによって集められたデータをクラウド上で管理・分析するサービスも提供します。
- 現場に配置する通信デバイスは電池で10年稼働※
- 電源、配線工事不要
- 置くだけ!簡単設置
- ワンストップサービス
- ※稼働条件による
本サービスは下記3つの製品の組合わせによって構成されています。それぞれの製品は独立した製品/サービスとしても活用可能です。
920MHz省電力メッシュネットワークを担う無線機とそのデータを集約するゲートウェイで構成されている製品であり、無線機には温度、湿度、照度、振動、CO2、気流、気圧などのセンサーを接続することができます。
AWS上で稼働するクラウドサービスであり、リアルタイム双方向遠隔制御を実現するIoT接続基盤(Cloud Hub)によって、無線機からのデータを収集し蓄積します。ダッシュボード機能により、リアルタイム&オンデマンドでデータの確認ができます。また、発報機能によりデータが閾値を超えた場合やシステムに異常が発生した場合には登録した担当者にメールによる通知を行うことができます。
クラウド上のデータをExcelやBIツールを使って収集したデータを様々な形で見える化することができます。Excelで見える化したデータは帳票として出力することにより、そのまま日報や月報として利用できます。また、収集した温度、湿度情報を基に害虫やカビの発生を予測する機能を有します。
このサービスによって、お客様は次のようなベネフィットを得ることができます。
- 日々のデータの記録/管理作業の低減によるコストの削減
- 電池駆動による設置場所の自由設計および設置工事費の低減
- Webによるデータの見える化/オンデマンド&リアルタイム閲覧
- 閾値アラートメール(高温、低温etc) による管理の強化
- Excel帳票との連携による日報記録などのエビデンス作成作業の低減
- 暗号化通信とCloud Hubによる高いセキュリティの確保(下記バナーも参照)
「TOSHIBA SPINEX」とは
東芝IoTリファレンスアーキテクチャーに準拠したインダストリアルIoTサービスの総称です。
TOSHIBA SPINEX は、持続的な価値創造 に貢献します。東芝の戦略もご覧ください。
SPINEXの名前に込めた思い
“SPINE” + “X”
SPINE とは脊椎(せきつい)を意味します。
人の身体を中心で支える脊椎。脊椎は、全身に神経をめぐらす脊髄(せきずい)を内包しています。エッジコンピューティングは、まるで人間の反射を担う脊髄のように隅々まで制御を行き渡らせることで、すばやく判断し処理します。
お客様のビジネスを支え、現場ですばやく適切な処理を行う。そんな脊椎のようにインダストリアルIoTの重要な骨格となって企業や社会に貢献し、人びとの活動を支える存在になりたいという想いを込め、さらにその先の広がり(eXpand)や経験(eXperience)、他の価値やサービスと掛け合わせる “X(cross)” を加え、東芝IoTリファレンスアーキテクチャーに準拠したインダストリアルIoTサービスの総称を “TOSHIBA SPINEX” と名付けました。