Toshiba

Japan

    TOSHIBA SPINEX for EnergyエネルギーIoTサービス

    エネルギープラットフォーム
    モジュラー指向で部品化されたサービス群のなかからユーザーが必要なアプリケーションを選択、相互に連携させて、ユーザー毎の環境をカスタマイズ設計できます。
    提供元
    東芝エネルギーシステムズ株式会社
    概要
    幅広い社会インフラ事業者のニーズに対し、
    インフラに関するデジタルサービスで応えます

    近年、グローバル規模での環境意識の高まり、電力エネルギー供給の安定性やレジリエンスが求められるなか、電力事業者などは経営効率化も同時に求められており、これらの課題をIoT技術を活用した Digital Transformation で解決することに期待が高まっています。

    さらに、災害やセキュリティへの対策が急務となる中で、上下水道、ガス、電鉄事業会社などの社会インフラ事業者も同様の課題をもっています。

    「燃料費削減」、「既存設備の稼働率向上」、「災害リスク低減」、「脱炭素化(RE100)の実現」などの幅広い社会インフラ事業者のニーズに対し、東芝グループはエネルギーマネジメントや熱効率改善など、インフラに関するデジタルサービスで応えます。

    ここでは、電力事業向けインフラサービスについてご紹介します。

    価値
    現場の課題解決から経営意思決定の
    問題を解決するサービスまで幅広く提供

    お客様の顕在/潜在ニーズに対して、O&M最適化、セキュリティ、熱エネルギーマネジメントなど現場・現物の短期的な課題解決から、トータルバリューチェーン最適化などの経営における意思決定問題の解決に繋がるものまで、進化するサービスを提供していきます。

    これらは、東芝のエネルギーIoTプラットフォームによって、一貫したサービスとして実現していきます。

    ユーザーの使いやすさを追求したサービス

    サービス利用者の振る舞いから、いつどこで何をしたいのか(User Experience: UX)を明らかにし、ユーザの目的に沿った使いやすい操作(User Interface: UI)を初めに設計する、UX起点のサービス設計をご提案しています。これによって、お客様の業務にフィットし、ユーザーの使いやすさを追求したサービス群を、効率よく提供いたします。

    UX driven Design Method
    お客様の事業に必要なサービスを
    自由に簡単に組み合わせることが可能

    お客様の事業におけるニーズや課題に応える必要なサービスを、マイクロサービスの中から、自由に、かつ簡単に組み合わせることが出来ます。選択されたマイクロサービス群は、サービスユーザーにとって最適な表示方法によって提供されます。 現在提供を開始しているダッシュボード機能では、UX視点で設計された用途に合った効果的なUIで表示されます。 ユーザー視点での業務の関心事を、直感的かつ効率的に確認することができる新しいUX/UIも開発中です。

    マイクロサービス
    UI(ダッシュボード)
    詳細
    ユースケース1.
    発電事業でのサービス選択の一例

    ダッシュボードサービスでお客様の施設およびオペレーションに基づきUI/UXを設計します。

    性能評価・異常検知サービスで検知した異常を、ダッシュボードを介して検知して、図面連携によるデータ管理システムで関連する図面を効率的に確認できます。

    より詳しくは発電所向けダッシュボードをご覧ください。

    発電所向けダッシュボード

    発電所向けダッシュボード

    ユースケース2.
    送電事業でのサービス選択の一例

    ダッシュボードサービスでお客様の施設およびオペレーションに基づきUI/UXを設計します。故障予知サービスで予知した故障予兆を、ダッシュボードを介して検知して、図面連携によるデータ管理システムで関連する図面を効率的に確認できます。また、ひび割れ検出サービスを使って、施設内の状況を遠隔から確認できます。

    より詳しくは変電所向けダッシュボードをご覧ください。

    変電所向けダッシュボード

    変電所向けダッシュボード

    ユースケース3.
    VPP関連予測・制御サービスでのサービス選択の一例

    ダッシュボードサービスでお客様の施設およびオペレーションに基づきUI/UXを設計します。 需要予測サービス太陽光発電予測サービスは、VPP(バーチャルパワープラント)サービスの実現を支援します。

    「TOSHIBA SPINEX」とは
    東芝IoTリファレンスアーキテクチャーに準拠したインダストリアルIoTサービスの総称です。

    詳しくは東芝IoTリファレンスアーキテクチャーをご覧ください。

    SPINEXの名前に込めた思い

    “SPINE” + “X”
    SPINE とは脊椎(せきつい)を意味します。

    人の身体を中心で支える脊椎。脊椎は、全身に神経をめぐらす脊髄(せきずい)を内包しています。エッジコンピューティングは、まるで人間の反射を担う脊髄のように隅々まで制御を行き渡らせることで、すばやく判断し処理します。

    お客様のビジネスを支え、現場ですばやく適切な処理を行う。そんな脊椎のようにインダストリアルIoTの重要な骨格となって企業や社会に貢献し、人びとの活動を支える存在になりたいという想いを込め、さらにその先の広がり(eXpand)や経験(eXperience)、他の価値やサービスと掛け合わせる “X(cross)” を加え、東芝IoTリファレンスアーキテクチャーに準拠したインダストリアルIoTサービスの総称を “TOSHIBA SPINEX” と名付けました。

    東芝IoTリファレンスアーキテクチャー基準の2つの柱

    APIサービスがそれ自身で閉じているのではなくインターフェイスを持ち、サービスオーナー以外がそのインターフェイスを利用することで新たな価値を生み出しうるアーキテクチャーになっていること。
    セキュリティサービスのセキュリティに関し、システムセキュリティのグローバル標準に基づき顧客への説明ができる準備ができていること、その説明によって、顧客自らが、自身のビジネスのセキュリティ要件を当該サービスが満たしているか・いないかを判断できること。